視力が著しく低下する近視と呼ばれる状態は、対策をとらないとどんどんと悪化していきます。悪化した場合、メガネやコンタクトなどで矯正をすることは可能ですが、しかしそれらを装着したり、ケアするのは手間のいることです。ですからこうした状態を招かないような対策をとることが求められます。
そのために意識したい行動ですが、ひとつは物を見る際の姿勢が挙げられます。物を見る際にはピント調節機能が働いていますが、この調節機能が狂った状態が持続されてしまうと近視状態となってしまいます。ですから物を見る際には正しい距離を維持し、ピント調節機能がその都度、正しく働くようにすることが大切です。また姿勢と同様、ピント調節機能を維持する上で重要なのが部屋の明るさ、暗さです。部屋が暗い状態だとピント調節機能に負担がかかりやすくなってしまいます。そうかと言って極端に明る過ぎるのも考えものなので、目安としては300ルクスと言う数字を意識すると良いと言われています。
それから長時間、目を酷使した場合は遠くを見るようにするのも、ピント調節機能をリラックスさせることにつながるので効果的です。パソコンやスマホなどを長時間、見続けた場合は適度に休憩をとることも必要ですから、その際に遠くを見つめるような行動をとると一石二鳥です。